2024年6月30日第1回パラ・パワーリフティング体験教室

2024年6月30日、「第1回パラ・パワーリフティング体験教室」が無事に終了しました。

このイベントは、パラリンピック種目のパワーリフティングを知り、体験することを通じて、障がい者理解の向上と心身の健全な発達を目的として開催されました。

イベント当日は、9時30分に受付が始まり、10時から12時までの間、参加者はパワーリフティングの基本技術を学び、実際に体験することができました。参加費は1,500円で、高校生以下は無料で参加することができました。

💁パラ・パワーリフティングについて解説💁

パラ・パワーリフティングでは、以下の基本ルールが適用されます。

競技種目
- パラ・パワーリフティングの主な種目はベンチプレスです。選手はベンチに横たわり、バーベルを持ち上げて再び胸に戻す動作を行います。
重量級別
- 選手は体重別にクラス分けされます。各クラスには規定の体重範囲があり、その範囲内で最も重いバーベルを持ち上げた選手が勝者となります。
試技
- 各選手には3回の試技が与えられ、最も成功した試技の重量が記録されます。試技の順序は事前に決められており、選手は自分の試技の順番が来るまでに準備を整えます。
判定
- 試技は3人の審判によって判定されます。審判は選手が規定のフォームでバーベルを持ち上げたかどうかを確認し、合格の場合は白旗、不合格の場合は赤旗を挙げます。3人のうち2人以上の審判が白旗を挙げた場合、その試技は成功と見なされます。

パラ・パワーリフティングの特徴

パラ・パワーリフティングには、いくつかの特徴があります。

上半身の強化
- この競技は上半身の筋力を最大限に引き出すためのトレーニングが重要です。特に胸、肩、腕の筋肉が鍛えられます。
障がい者スポーツの普及
- パラ・パワーリフティングは障がい者スポーツとして、身体に障がいを持つ方々にもスポーツの楽しさと競技の興奮を提供します。競技を通じて、参加者は自己の限界に挑戦し、達成感を味わうことができます。
国際的な競技
- パラ・パワーリフティングは国際パラリンピック委員会（IPC）の管轄下で行われ、世界中で多くの大会が開催されています。パラリンピックをはじめ、世界選手権や地域大会など、さまざまなレベルで競技が行われています。

💫パラ・パワーリフティングの魅力💫

パラ・パワーリフティングの魅力は、何といってもその競技の迫力と選手の情熱にあります。選手がバーベルを持ち上げる瞬間、その集中力と努力が結実し、観客はその瞬間に立ち会うことができます。また、障がいを持つ選手たちが自己の限界に挑戦し続ける姿勢は、多くの人々に感動を与えます。パラ・パワーリフティングは、障がいの種類に関係なく全ての選手が参加できる競技で、障がい別の制限がないため、選手たちはそれぞれの強みを活かし、競技に挑むことができます。視覚障がいや下肢障がいを持つ選手が、自分の持つ能力を駆使してバーベルを持ち上げる姿はとても感動的です。

この競技は、上半身の筋力を最大限に引き出すためのトレーニングが重要で、特に胸、肩、腕の筋肉が鍛えられます。競技を通じて、参加者は自己の限界に挑戦し、達成感を味わうことができます。パラ・パワーリフティングは障がい者スポーツとして、身体に障がいを持つ方々にもスポーツの楽しさと競技の興奮を提供します。さらに、競技の場では選手同士、そして選手と観客との間に強い絆が生まれ、互いに励まし合い、支え合うことで、競技の場だけでなく、日常生活においてもポジティブな影響を与え合っています。

また、パラ・パワーリフティングは多くの人々に感動とインスピレーションを与えます。パラスポーツの選手たちは、障がいを持つことが決して諦める理由ではないことを示しています。障がいを持っていてもチャレンジしている姿を目の当たりにすることで、観客は自身の限界に挑戦する勇気を得ることができます。

参加者の皆さんには、パラ・パワーリフティングの素晴らしさを発信し、多くの障がいを持たれている方々の新たなチャレンジのきっかけになっていただきたいと思います。パラ・パワーリフティングは、単に体力を競うだけでなく、自己の限界に挑戦し続ける強い精神力を育む場でもあります。この競技を通じて、障がいを持つ方々が自分の可能性を広げ、日常生活においても自信を持って取り組めるようになることを願っています。また、パラ・パワーリフティングのコミュニティは、互いに支え合い、励まし合うことで、大きな力を発揮します。この絆が、参加者一人ひとりの人生を豊かにし、社会全体の理解と協力を深めるものとなると思います。これからも、「鳥取県パラ・パワーリフティングCLUB」はパラ・パワーリフティングの魅力を広く伝え、多くの方々にこの素晴らしい競技の魅力を知っていただけるよう、努力してまいります。次回の体験教室も、さらに多くの参加者を迎え、より充実した内容で開催されることを期待しています。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。